ChatGPTは漢字パズル苦手? ― 2023年08月13日
ChatGPTは漢字パズルが苦手?
「二字熟語」を上下左右に十字状配置したパズルがあります。
中央一文字の共通漢字を空白として、その漢字を見つけて上下左右4種類の「二字熟語」を完成させるパズルです。
例:
対
物 [価] 値
格
対 [価]
物 [価]
[価] 値
[価] 格
このような「パズルのしくみ」をChatGPTは理解できるか試してみました。
(画像はクリックで拡大し、再クリックで戻ります)
はじめは「2字熟語の二次元配置」を理解できるか試す目的でした。
ところが「二次元配置」の理解以前の問題が発覚しました。
ChatGPTから意外な回答が返ってきました。
『 ・・・特定の漢字が2文字目にある「二字熟語」を正確に提供することが難しいようです。指定した漢字が2文字目に含まれる「二字熟語」を調べることは、私の能力の範囲を超えています。 』
英語圏生まれのチャットAlには難易度高い日本語ですが、中でも特に難しいのが漢字の扱いかもしれません。
日常文章や文学的表現の扱いなどは驚くほど急激な進歩です。
とはいえ熟語を個別の漢字に分解して考えさせ、さらに組合せ直させる遊び(パズル)なんて言語学習上も想定外なのかもしれません。
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